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| ◆平成14年度7月例会(担当:設備委員会) |
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「新冷媒の施工管理等について」
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平成14年7月26日(金)ホテルメトロポリタンにおいて技術講習会が、ダイキン空調東北株式会社秋田営業所・津田雅彦所長代理を講師にお招きして「新冷媒の施工管理等について」の内容で30名程の受講のもとに開催されました。
はじめに、オゾン層保護法制定に伴い、特定フロンから新代替冷媒決定までの取組みと採用理由について説明がありダイキン工業の場合、R22の新代替冷媒(HFC冷媒)は、R407C(主にパッケージエアコン)とR410A(主にルームエアコン)の2種類に移行しているとのことでした。
主な要点は次のとおりです。
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| (1)新冷媒の特性について |
| 新冷媒であるR407C、410Aは従来の冷媒(R22)に比べて下記の留意点があり、取り扱いに際しては、留意事項を充分に熟知した上で行う必要があります。 |
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変更ポイント
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留意点
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1
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従来の冷媒システムに比べて、冷媒系統内に混入する不純物(油・水・酸化被膜)による影響が大きく、厳しい管理が必要。 |
ろう付け時は窒素置換を絶対に行うこと。配管の保管、管理の徹底。不純物混入禁止。 |
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2
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圧力が非常に高く、従来の冷媒に比べて、R410Aは約1.6倍、R407Cは約1.1倍になる。 |
従来の施工工具の内、チャージホースやゲージマニホールドは耐圧が低いので併用できません。 |
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3
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R407Cは3種類、R410Aは2種類の非共沸混合冷媒です。 |
冷媒充填の際は液状態で充填し、ガスの状態では絶対に充填しないでください。(組成が変化します) |
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4
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冷凍機油はエーテル油を使用しており、従来のスニソオイルが混ざると、スラッジが発生します。 |
従来の冷媒で使用した、ゲージマニホールド、チャージホースは新冷媒機と併用できません。 |
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| (2)冷媒配管工事について(冷媒配管の3原則) |
| 1.ドライ(乾燥) 2.クリーン(清潔) 3.タイト(気密) |
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1 ドライ(乾燥)
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2 クリーン(清潔)
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3 タイト(気密)
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内部に水分がないこと
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内部にごみがないこと
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冷媒漏れがないこと
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要
因
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・雨水等外部からの水分浸入
・配管内での結露による水分生成 |
・ろう付け時の酸化被膜
・ごみ、埃、油等異物が外部より侵入 |
・ろう付け不足
・フレア加工及び締付けトルク管理の不備
・フランジ締付け時の不備 |
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発生する事象
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・膨張弁、キャピラリチューブ等の詰まり
・冷えない、暖まらない
・冷凍機油の劣化
・圧縮機の故障 |
・膨張弁、キャピラリチューブ等の詰まり
・冷えない、暖まらない
・冷凍機油の劣化
・圧縮機の故障 |
・ガス欠
・冷えない、暖まらない
・吐出ガス温度上昇
・冷凍機油の劣化
・圧縮機の故障 |
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防止策
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配管養成
↓
フラッシング
↓
真空乾燥
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・同左
・他冷媒で使用した機器を使用しない |
・ろう付け基本作業の遵守
・フレア加工基本作業の遵守
・フランジ接続基本作業の遵守
・気密試験(ガス漏れ)の励行 |
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| (3)気密試験 |
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| (4)真空乾燥 |
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==作業場のポイント==
真空引き作業は−755mmHg以下まで行う。
従来以上の徹底した施工管理が必要。
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| (5)冷媒追加充填 |
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| R407C,410Aは非共沸混合冷媒なので充填に関しては液の状態で行う必要があります。従って、冷媒ボンベから機器に充填する場合は、ボンベを逆さにして充填します。 |
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厳守事項:冷媒ボンベは必ず下から(液)充填すること
上からの(ガス)充填は厳禁 |
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<注意>
冷媒ボンベは上記のような物の他
右のような物もあるので、使用時は
確認が必要。
(内部にサイホン管が入っておりボン
ベを逆さにしなくてもよい) |
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| 冷却ボンベの識別(色分け) |
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他に新冷媒機への既設配管流用についての説明会が行われ1時間半に及ぶ講習会は、無事に閉会しました。
記:設備委員長 阿部公雄 委員:米谷謙次、三輪 治、高橋清広、高橋 行 |
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